月齢を旅する

創立65周年記念 京都工芸美術作家協会展(2011/9/27 – 10/16)


本年は京都府での国民文化祭開催という事で、京都工芸美術作家協会も設立65周年記念展を京都文化博物館、そして巡回展を南丹市文化博物館で開催しました。

出会いの縁を月齢に重ね合わせ、いつでも会えるわけではない、でもいつかはまた出会える関係を、このような時勢の中に表現しました。

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メビウスの旅路

第32回 京都工芸美術作家協会展 (2010/2/16 – 2/21)


メビウスの輪は、2周回らないと元の位置に戻れません。
我々の日々の旅路も、簡単にはスタート地点には戻れないでしょうが、いつかは運命の場所、状況に出くわすことが出来るかも?との思いで制作した作品です。

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空に翔ける

第31回 京都工芸美術作家協会展(2009/2/17 – 2/22)


沖縄県の久高島にあった「イザイホー祭」をテーマにイメージしています。
テーマといっても12年に一回行われていたこのお祭を、私は見ていません。
人々が語るその様子や、写真の資料を基に想像するばかりです。
今は途絶えてしまっているというその女性が司る祭事に、憧れと畏敬の念を抱いて制作しました。

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月の彼方

第28回 京都工芸美術作家協会展(2006年)


カエンボクという木の苗を、沖縄にアトリエを開いた記念に植えました。
それが今では太い木になり、オレンジの何ともダイナミックな花を咲かせます。
それが今では自分自身の沖縄をイメージする、一つのオブジェクトになりました。

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