日下部雅生展 〜型絵染の3030メートル〜

ギャラリー恵風(京都) 2012/5/22火曜 → 5/27日曜


個展のご案内です。会期中 5/24(木)を除き,連日在廊しております。
また初日 5/22(火)は,17:30よりオープニングパーティーも開催いたします。

1階は標高3,000m級の山々に取材した作品、2階は水深30mの水中に取材した作品ということで、合わせて「型絵染の3,030m」と題しました。

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オンネプリ〜馬の背に向けて

JTC テキスタイルの未来形網走展(2012/3/24 – 4/30)


斜里岳(1,545m)は、知床半島の付け根にそびえる美しい山で、アイヌの言葉でオンネプリと呼びます。
オンネは「大」ヌプリは「山」を意味します。
JTC網走展に出品するため、地元の山を取材して染め上げました。

深田久弥の百名山も全て登ってみたいとは思いながら、1年に二つ三つしか登れなければ、50年近くかかりそうです(笑)。
わざわざ通常の、滝登り→新道で下山の逆のコースを辿り、丸1日をこの素晴らしい山で過ごしました。
数多くの滝が流れ落ちる旧道コースは、雨の時は大変そうでしたが、取材時は晴天で楽しめました。

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投稿者: kusakabemasao カテゴリー: 作品 タグ:

水晶カール

第31回 日本新工芸展(2009年)


地質調査登山のお手伝いで、北アルプス黒岳のカールに下りました。
急峻な下り始めから、緩やかにえぐられたカールの底に至る雄大な景色に魂を揺さぶられます。

1枚型の型染で制作したこの作品は、第31回日本新工芸展で会員賞を頂きました。

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黒岳(水晶岳)調査登山

地質調査のお手伝い 2007/7/27 朝

調査登山のお手伝いをしながら、休憩時間などにスケッチをしました。

北アルプスの黒部川源流域は、険しく広大な自然に囲まれ、貴重な自然が残っています。
この辺りを取材して、後の作品「水晶カール(2009)」も生まれました。